ai DoctorAI自動細隙灯顕微鏡「ai Doctor」
PROFILE

ai Doctor
- 応募地区
- 東北地区
- 応募テーマ
- 地域を拓くエマージングテクノロジー
東北大学眼科では、眼科診療に欠かせない細隙灯顕微鏡を、AI技術で検査から診断まで自動化するデバイス『ai Doctor(アイドクター)』を開発した。このデバイスにより非眼科医や医療スタッフでも簡単に眼科疾患のスクリーニングができるようになるため、眼科診療が十分に提供できていない医療過疎地域や高齢者施設の人々の目の健康を守ることができるようになる。まずは訪問診療を行う医師を対象とし、異常が検出されればオンラインで眼科医に相談する仕組みも併せて提供する。宮城県を中心に訪問医療をリードする医療法人社団やまととの連携により、訪問診療の現場への導入を進める。また仙台市に独自に設立した訪問オンライン眼科と高齢者施設や訪問看護をつなぐことで眼科医が直接オンライン診療をできる仕組みも作る。これにより地域医療の格差を解消し、患者の移動負担を軽減しつつ、質の高い眼科診療を全国および海外に提供していく。



