Watasumi株式会社中小食品・飲料製造業者向け排水処理発電システム
PROFILE

Watasumi株式会社
- 応募地区
- 沖縄地区
- 応募テーマ
- 沖縄の未来に新しい風を
私たちの提供するサービスは、食品・飲料工場から排出される、1日あたり1トンから5トン程度の高濃度有機排水を、その工場の規模に合わせたモジュール式装置で処理するというものです。また、その過程でバイオガスを抽出することも可能であり、回収したガスは食品や飲料の製造工程に再度利用することができます。私たちの試算では、仮に1トンの排水を処理したとすると、電力にして67kWhのエネルギー(約1,000円分)を生産することが可能です。また、システムとして高い信頼性と低頻度のメンテナンスにより、運転コストを低く(おおよそ年間約60万円)抑えつつ、排水の散乱や温室効果ガスを発生させることもないため、環境への負荷を軽減することができます。私たちのシステムを1基設置することで、毎年100トンの二酸化炭素排出を削減できます。
このシステムにより、これまで廃棄物とみなされ、環境面やコストにおいて企業の負担にしかならないと思われていたものを、有用な資源とすることができるため、気候変動や社会の持続可能性の実現に大いに貢献することができると私たちは考えております。本システムの導入より、中小企業でも持続可能な開発目標(SDGs)を達成することが可能となり、社会に大きく貢献することができます。



