全国のハンターの数は約10万人。そのうち6割が60代以上の高齢者であり、狩猟者の高齢化や減少が進んでいる。一方で、野生鳥獣の農林被害額は年間約46億円。
地方にとって、若手の狩猟者の育成や、農林被害の防止、野生鳥獣のジビエとしての活用が大きな課題となっている。

『Fant』は地域や猟友会の垣根を超えて、ハンターたちがスキルやノウハウをシェアするための、WEB上のマッチングサービスである。
ハンターの抱えている「教えて欲しい」「スキルを高めたい」というニーズを満たすために、全国のハンター同士をマッチングさせる。
「教わりたいハンター」は「教えてくれるハンター」に会いに行き、現地で狩猟のノウハウを身に付けることができる。

「教えてくれるハンター」は、ガイド料金を設定し「教わりたいハンター」から報酬を得ることができる。
それにより、狩猟をナリワイの一つにすることができる。