動物園で飼育する動物の治療は、大学農学部獣医学部で教育することが難しく、動物園で獣医師を育てていく必要がありますが、多様な動物種を治療するため獣医師技術の伝承が問題となっているため、LIGHTzが持つ伝統工芸の熟達者の思考を可視化するORGENIUSにより獣医師技術の安定的な技術伝承を行うことで、飼育動物の健康長寿命化を実現します。
また、飼育員が飼育動物の健康を記した飼育日誌が整理されていないため、飼育動物の健康状態把握は飼育員の感に頼っており、30年整理されていない飼育日誌を整理してAI化することで、飼育動物の健康を把握し、限られた人的リソースを集中投資することで効率的な動物公園経営を実現します。
盛岡市動物公園再生事業における民間主導公民連携事業は国内外初であり、今回の動物園AI化のモデルケースは国内外の動物園へ水平展開できると考えているとともに、大学獣医学部の教育材料としての活用も検討できると考えています。